【日本茶好き必見!】日本茶を沸騰直後のお湯で簡単に美味しく入れる方法【煎茶の抽出最適温度:70~80度】

日本茶、好きですか?

私は日本茶が大好きで、学生の頃から毎日食後に1杯のお茶を飲むことは欠かせませんでした。

就職後は、職場にお気に入りの茶葉を持ち込み、デスクワークの際はいつもマイカップでお茶を飲んでいました。

その時から使っている茶こしつきマグはこれ

私のイチオシの高コスパ茶葉はコレ

私のいつもスーパーで買うお気に入りの茶葉はこれ。もう10年以上飲んでいます。

鹿児島の知覧茶が好き

「茶の大胡」という会社が出している深むしの知覧茶です。

ちょくちょく増量2コパック1000円で売っているのでお値段も手ごろ。

茶葉は色々試しましたが、少なくとも日常生活で買えるレベルでは

もっと高いものよりもこれが一番美味しいと思います。

苦味とお茶の甘みのバランスがよくてとっても美味しいです。

Amazonだと100gで1,080円のようですね。スーパーで買うより割高になっています。

用意するものは氷だけ!沸騰直後のお湯でお茶を美味しく入れる方法

さて本題です。

本来のお茶の正しい入れ方

煎茶を入れる時に渋みを出し過ぎずお茶の旨味を引き出す最適温度は70~80℃と言われています。(玉露は50~60℃)

本来のお茶の正しい入れ方は、

①沸騰したお湯を一度常温の湯のみに注ぐ。

(この手間によって熱湯が煎茶に最適の抽出温度である70~80度に近づく)

②急須に茶葉を入れる。

③湯のみに注いだお湯を茶葉の入った急須に移す。

(先ほどの湯のみで一段階温度が下がったお湯が、さらに常温の茶葉に触れることによって適温の70~80度になる。ミッション成功)

④1分ほど待ち、湯のみに注ぐ。

(複数人分の場合は何度かに分けて交互に注ぎ、濃さを均一にする)

ですね。とてもいいと思います。

ですが、

常に一緒に飲んでくれる誰かがいるならいいけれど、

一人で飲むのに急須で入れるのは正直面倒ですよね。

洗い物も増えるし…。

そこで、茶こしつきマグを使うわけですが、

沸騰直後のお湯をそのまま使うと熱すぎて、

茶葉は煮え、

渋い茶になり、

甘味は失われ、

舌や湯のみを持つ指は熱い目に合います。

・・・・・。

かといって、他の器に一度入れてから移すっていうのも面倒だし、

沸かした後のお湯が適温まで冷めるのを待つのはだるい。しかもだいたい待ってる間に忘れて冷め過ぎちゃう。そしてまた沸かす。以下エンドレス。

沸騰直後のお湯で美味しく入れる方法

私が数日前に編み出した、他の器を使わずしかも沸かした直後に最適温度で美味しいお茶を入れる方法がコチラ!!!

・茶こしに茶葉と一緒に氷を入れる

これだけ!!!!!!!!!

実は茶こしつきマグだけでなくふつうに急須で入れる際にも応用できます。

以下に手順と結果を示していきます。

具体的な手順と温度モニターの結果をお知らせします

手順①マグに茶こしをセットし、茶葉を入れる。

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たくさん飲みたいから容量400mlのカップを使いました

※温度モニターのために茶こしの下に温度計を挿しています。天ぷら鍋についてたやつ(笑)

手順②茶葉の上に氷を加える。200ml程度なら1つ、400ml程度なら2つ

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茶葉の上、がポイント

手順③氷の上から熱湯を注ぐ。

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電気ケトルで数秒前に「カチッ」と沸いたばかりの正真正銘熱湯です

手順④フタをして1~3分待つ。(抽出時間はお好みで。私は2~3分が好き)

これだけです!

写真が邪魔なので手順だけをまとめると、

手順①マグに茶こしをセットし、茶葉を入れる。

手順②茶葉の上に氷を加える。

手順③氷の上から熱湯を注ぐ。

手順④フタをして1~3分待つ。

これだけ!!

では実際の温度変化を見てみましょう。

先ほどの写真で、熱湯を加える前は約30度だったことがおわかりいただけると思います(やや暑めの室温)。

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熱湯を加えた直後(約75度)
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マグにフタをして2分後(約75度のまま)
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フタを開け、茶こしを取り出す(約70度)
検証の結果、約75度で抽出を開始し、抽出終了後は約70度でした。(最適温度です)

温度モニターによる検証の結果、75度で抽出を開始し、2分間はそのままの75度。

フタをあけて茶こしをどけて70度に下がったので、カップ内で温度に偏りがあった可能性も考えなくてよいでしょう。

茶こしつきマグと氷だけで、見事煎茶に最適な抽出温度でお茶を淹れることに成功しました!!!

もちろんお味の方もとーっても美味しく入っていました。やはりちゃんとした温度で入れるとまろやかさが違いますね!

それでいてお茶の味をしっかり感じられる。最高です。

実は思いついてやってみたらやたら美味しいお茶ができたので翌々日に温度を測ってみた次第です。

ポイントは茶葉の上に氷を置くこと

この方法で私が思う重要ポイントは、

茶葉の上に氷を置くこと!!

氷を入れてから上に茶葉ではいけません。

なぜなら、茶葉の上に氷を置き、その上からお湯をかけることで

氷がクッションとなり茶葉が直接熱湯にさらされることがないため、

茶葉に触れるお湯は最適温度以下のみになり煮えてしまうことを防ぐわけです。

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色もいい感じ(色を見るために別の容器に移しています)

これで今後のティータイムが捗ること間違いなし!

最後に

今回は、茶こしつきマグで思いついたので茶こしつきマグの配合を紹介しましたが、

急須でももちろん応用可能です。

目安はだいたい180mlにつき一般的な家庭用氷1コですね!

ちなみに今回使った容器は、ハリオの茶こしつきマグの茶こしとフタをIKEAで買った400ml容量のグラスにつけていますw

茶こしとフタだけ他の容器に使うことができるのも新たな発見でした^^

時短、省エネ、洗い物も少なく、本格的に入れたような美味しいお茶が飲める!

自慢の方法です^^気が向いたらぜひ試してみてくださいね!